有限会社ストレングスカード・コム (旧(有)キャリア開発研究所)

家庭・教育現場・企業などにおける人のコミュニケーション改善に役立つツールの販売、研修会・講演会の実施

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ストレングスカード開発秘話

私は手先が器用です(キッズ7)

キッズ7手先が器用
「器用」という言葉がわかるかな?と思いながら作りました。知らないのであれば理解してほしいという気持ちがあります。「指先が細かく、上手に動かして、何か作ることができること」などと説明していますが、伝わっているでしょうか。ひとまず絵が説明を助けてくれますので、とても助かります。
ところで、2枚前の「私はからだがよく動きます。」は粗大運動、この「私は手先が器用です。」は微細運動ということになりますが、幼児でも「自分はどちらの方が得意」という気持ちはあるようで、2枚を比較して考えてもらうと、とても楽しい会話がはずみます。
2015年08月12日 08:12

私は話をするのが上手です(キッズ6)

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 人と話をするのが「好き」にするか、「上手」にするか、迷いました。「好き」であれば、話の内容や面白さ、聞き手の反応はともかく、お話しすること自体が好きであればよいわけですが、「上手」になると、話の内容がよく、聞き手の反応もよいということが含まれます。

 子ども用のストレングスカードですが、ここはあえて「上手」とし、少しハードルを上げてみました。保育園の子どもたちには少し難しく、よいとこさがしの取り組みでは、このカードは選ばれることは少ないです。でも、小学生になってくると違います。低学年のうちから、人により話し方が違い、特に上手な話し方をする人がいるということがわかってくるようです。

 友達同士でもそうですが、大人に対しても「あの先生、お話、うまいよ」などと言ってくることがあります。ちょっとヒヤヒヤしますね。
2015年07月29日 20:58

私は体がよく動きます(キッズ5)

キッズ5体がよく動く
題材を何にするか、少し迷いましたが、男の子にも女の子にも人気があるサッカーにしました。走ったり、ボールを蹴ったり、誰でも一度はやったことがあるでしょう。体を動かす楽しさをイメージしやすいのではないでしょうか。

サッカーのようなルールのある競技ではなくても、野原を駆け回る、鉄棒やうんていで自在に回転する、狭いところにもぐりこんだり、高いところに登ったりすることは、運動能力、筋力、バランス感覚や身体のイメージが総合的に発達していないとできません。

身体のイメージと一言で言いますが、これは、例えば自分の体の大体の大きさがなんとなく自分で分かっているということです。例えば自分の目に見える手や足の先がどれくらいの長さで太さなのか、背の高さがどれくらいなのか、また目に見えない背中はどこまで続いていて、後ろ頭はどの辺にありそうかなどが分かっているということです。

これができると、自分が入れそうな穴が何となくわかったり、バーの下をくぐる時にすれすれの位置でくぐることができるようになったりします。とても大事な感覚で、小さいころから体を使った遊びをたくさんすることで、自然に発達が促されていきます。
2015年07月15日 07:12

私はよく聴いています(キッズ4)

キッズ4よく聴く

事前の学校の先生のアンケートの中で、多くの先生が「よく聴いている」を入れてほしいといわれていました。先生のお話をよく聴いているということはとても大切なことなのですね。

ストレングスカードの絵は、教室内の絵ではなく、静かな自然の中で、耳を澄ませると聴こえてくる素敵な音に注目しました。「この絵の女の子は、何を聴いているのかしら?」と質問すると、「これこれ、(ししおどしを指して)知っているよ、カッタンって音だよ。」

すごい!5歳でも日本庭園の趣がわかるんですね。他にも、鳥のさえずり、虫の声、風の音、猫のいびき・・・? などなど、想像豊かに答えてくれます。

2018年09月11日 15:30

私はよく見ています(キッズ3)

キッズ3よく見る
 人が周囲から情報を入手する方法には、大きく2つに分けることができ、それは視覚と聴覚です。そしてこの2つの情報入手手段は同じように働いているわけではなく、人により、得意不得意の差がでることもあります。

子どもの発達について考えていく時に、その子は見る力が得意なのか、聞く力が得意なのかを見極め、得意な能力をその子のストレングスとして中核に据えていくのです。そのようなことを考えながらこの絵の構想を練りました。

ところで、最近の子どもは、虫を虫眼鏡でみるようなことはあるのでしょうか。この絵を小さい子どもにみせると、「なんで目が大きくなっているの?」と、この絵をよく見て質問してくれます。
2015年06月03日 09:38

私はなんでもおいしくたべられます(キッズ2)

キッズ2なんでもおいしく
飽食の時代、どんなものでも美味しく感じられるということは少なくなっているのでしょうか。あるいはそう感じるのは、私自身が年取ったせいなのでしょうか。

子育てをしてわかったことは、やはりちゃんと食べられる子は丈夫で、大きくなり、風邪をひいでも治りやすいですね。最近の子供は、ダイエットブームの影響からか、ちょっとでも他の子より太目だったりすると、「デブ」と言われてしまうようですし、自分自身でも気にしてしまうようです。

子供の相談室にも、そのような相談が多いですし、保護者からの相談も「たくさん食べるんだけど、どうしたらよいでしょうか」というのがあったりします。何でも食べられるということの良さを見直したいです。

この絵は、それぞれのキャラクターが通常食べるとされているものを、交換して食べています。猫は魚、犬は肉、人はおにぎり、うさぎはにんじん、ハムスターはヒマワリのたねというのが普通の食生活としたら、それをその通りにしていないという点が、この絵の見どころです。お気づきになりましたか?だから、何でもおいしく・・というわけ。
2015年05月20日 16:13

私は健康で元気です (キッズ1)

キッズ1健康で元気

日本の文化の中では、自分や自分の子どものよいところを、自ら言うということは、とても抵抗のあることです。そのような中でも、「健康だけは自信はあるよ。」「元気は人には負けない。」というように、健康で元気であることは、日本人にとっては、むしろ言葉にしやすいストレングスのようです。

 健康しかない、元気しかない、と考えてしまっては、台無しですね。その人にとってはあたりまえのように与えられている健康や元気を、もっと大切にしていきたいと思います。

 まるで今日のような初夏の草原を、みんなで元気いっぱい、飛び跳ねているイメージで描いていただきました。

2018年09月11日 15:29

開発の経緯、公開!

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新しいベアーズカードももうすぐ印刷が開始されます。
これで、ストレングスカード、ストレングスカード・キッズ、ベアーズカードについて、日本オリジナル版ができることになります。

 それを記念して(?)、一枚一枚のカードに込めた思いや描画の意味を、少しずつブログに、書き綴っていきたいと思います。最後まで、たどりつくかな?

今日は良い天気、気分も爽快、元気に出発です!
2015年05月04日 14:59

気持ち調べカード

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これは今回の研修会で使った気持ち調べのカードです。以前より持っていましたが、本当に久ぶりに出してみました。写真ベースでコラージュ風に仕上げてあり、若者向けの会話ツールです。「OKって書いてあるけど、写真は全然OKらしくないね。」とのコメントをいただきましたが、いかがでしょうか。

ちなみに、今日の私の気持ちカードは「be able to change」ということで、研修会場が今後、変わっていくことについて、お話してみました。オニール先生をお招きした第一回ストレングスアプローチ研修会から、ずっと今回まで、ゆうぽうとで研修会を行ってきました。どうもありがとう!
2015年04月19日 22:24

第32回ストレングスアプローチ研修会応用編 終わりました!

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応用編の研修会が、無事、終わりました。今回は、ストレングスシンキングカードの背景となった認知行動療法の学習を進めました。午前中は、基本的な自動思考の書き換えを体験しました。みなさん、「これは」と思える書き換えができましたか?私自身は、自動思考の書き換えよりも、行動の変化「鐘をならす」を実践してみようと思いました。

午後は、久留米大学の山本眞利子先生のお話を興味深く聞かせていただきました。実際の事例に基づき、素晴らしい実践に感動いたしました。事例提供にご協力いただけましたCLさん、本当にありがとうございました。

今回は講師も含め、17名の研修となりました。スタート直後から、皆さんの笑顔が素敵で、話も弾み、本当にあっという間に時間がすぎました。私自身もとても楽しく、にぎやかに過ごすことができました。ご参加いただきましたみなさん、山本先生、本当にありがとうございました。
2015年04月19日 22:01