MBL101(BBAs)とは?

私たちは、誕生前から一つひとつブロックを積み上げるように発達し、成長していきます。しっかりと発達していくうえでキーとなるのは、動きのきっかけとなる原始反射とその動きから起こる神経発達さらには脳の発達です。私たちはプログラミングされたように自然に発達していくことができますが、発達の遅れ・ストレス・環境要因など様々な理由により、きちんと機能するようになった脳であっても、働きが鈍くなり、いわゆる「問題行動」と呼ばれる状態になったり、自ら問題解決ができなくなったりしてしまいます。
ビルディングブロックアクティビティ(以下BBAs)は、ご家庭でも実践できる簡単なエクササイズで、以下のような困りごとに対応していくことが可能です。
子どもたちの困りごととして:
不登校や登校しぶりがある。
かんしゃくや怒りの爆発がある。
多動があり、集中力がつづかない。
姿勢が悪かったり、不器用だったりする。
夜の寝つきが悪かったり、朝が起きれなかったりする。
感覚過敏があり、耳掃除や爪切りなどに苦労する。
お薬は飲みたくない。
親御さんや支援者の困りごととして:
子どもへの対応に悩み、一貫性がもてない。
つい怒りにまかせてしまう自分に自己嫌悪を感じる。
BBAsは、セシリア・ケスター女史により開発された教育キネシオロジーという分野の一つの手法で、身体へ働きかけることで心身の健康を維持し高めていこうとする民間療法となります。Brain Gym®(ブレインジム)は自ら動くことで脳・身体・心の働きを高めていくのに対して、BBAsは親御さんや支援者がご本人に刺激を入れていく手法です。
教育キネシオロジーおよびブレインジムについての詳細は下記URLでご確認ください。
セシリア先生はアメリカの特別支援学校の教師歴が長く、肢体不自由児や発達の遅れのある子どもたちをたくさん指導してきた方です。
それらの経験の中で、子どもの学習へのレディネス(準備)を整え、前向きに学習に取り組めるようにするために必要な身体への刺激方法を体系化しました。それがBBAsです。