私は人を思いやることができます。(キッズ32)
「自分の子どもは思いやりのある子どもになってほしい。」この願いは子育て中の親の共通の願いではないでしょうか。そのために小さい時から、相手の気持ちを考えるということを教えている親御さんや先生方がたくさんいらっしゃるように思います。
私は、思いやりの心が育つには、まず思いやりの種をもらう必要があると思っています。子どもは自分が周囲の人から思いやりの心をもって接してもらう、そのことで思いやりの種をもらうことができます。種をたくさんもらうことで、自分も他の人に思いやりの心をもって接していくことができるようになるのです。
保育園の子どもたちに思いやりの心を教えていくときには、いつもロールプレイを行っています。どころんでケガをしてしまったお友達に、どのような内容であってもよいから、思いやりの言葉をかけたり、行動を起こしたりしてもらいます。「大丈夫?」「洗いにいこうか?」「先生に言ってくるね。」など様々な声掛けが飛び出してきて、とても微笑ましく思い、一人一人の心に思いやりの気持ちが育ちつつあることを感じます。
2018年09月11日 15:40