私は人の失敗をゆるせます。(キッズ45)
保育園の子どもたちの良いところ探しでは、「ごめんね」と言われた時に、「いいよ」と言うことができれば、このカードのストレングスがあるということになります。様子を見ていると、まだ悔しさが残り、「ごめんね」も「いいよ」も形だけという場合も多いようで、心を込めた言葉にはなかなかなりません。
子どもたちにこのカードを教える時には、事前に人の「〇〇するつもり」(意図)について伝えておく必要があります。年齢がまだ小さかったり、発達の遅れがあったりすると、「人を傷つけるつもりはなかったけれど(故意ではなく、うっかり)やってしまった。」ということがなかなか理解できない場合があります。その子自身が何かをうっかりやってしまったところを例にとり、落ち着いて、丁寧に教えていく必要があるようです。
失敗は故意ではありません。うっかり何かをしてしまったということを理解して、許してあげるということが分かってからやっと、心の底から「ごめんね。」「いいよ。」が言えるようになるのではないでしょうか。
2018年09月11日 15:42