愛情がある(ストレングスカード1)
夫婦や親子、兄弟姉妹、教育現場や職場など様々な形の愛情があります。オーストラリア版のストレングスカードでは、このカードは表向きで肩を組んでいるようなカードとなっていますが、日本語版では背中向きの表現としました。時代は平成とはいっても、やはり日本人はあふれんばかりの愛情を積極的に表現するというのは苦手の方が多いようです。
このカードをみると、とある引きこもりのお子さんをもつお母さんのことが思い出されます。ストレングスカードを開けるとまず一番に出てくるこのカード、「ああ、これだ。これです。」と繰り返し言われていました。言葉はそれだけでしたが、ご自身がこれまで実践されてきたことを視覚的に理解し、確認しているご様子に感動した覚えがあります。
その人がどのような愛情をもって他の人に接しているかどうかは、外見ではわかりません。どんなに大声で叱っている先生であっても、愛を持った苦言であれば、子どもたちは先生のことが大好きですし、親子関係であっても、最後には親のところに帰ることができる、本当に困った時には相談できるそんな関係を築いていきたいです。
2018年09月11日 15:42