感受性が豊か(ストレングスカード5)
不登校になるお子さんの中には、とても感受性が強く、周囲の友達の気持ちや場の雰囲気を感じすぎてつらくなり学校に行かれなくなる人がいます。先日もそのような中学生の女の子と話をする機会がありました。クラスメイトの先生に対する反抗的な態度や、乱暴な言葉使い、いじめととらえることができるような行動に心を痛め、学校に行くことができなくなったとのことでした。
「感受性が高いゆえに心を痛める」というと、とてもさみしく残念ですが、ちょうどよい加減の感受性というのを得るのは難しいようです。この方は、少々乱暴なクラスメイトに対して、少しずつ対抗する手段を身に着けていくことを目指していました。ちょうどカタツムリが柔らかい体を守るために殻を身に着けるように、感受性の豊かさをすてるのではなく、自分なりの方法で守っていくことを考えていくことができるとよいですね。
ストレングスカードの描画は、ふきのとうが芽を出す様子に気づくうさぎさんです。春の訪れにいち早く気づき、心うきうきしているようです。
2018年09月11日 15:43