好奇心がある(ストレングスカード11)
うさぎさんが大好物の人参について、調べ物をしています。子どもの発達相談をしていると、実に様々な好奇心を披露してくれます。電車について詳しく知っている方は数多くいますが、先日は「ある駅の〇〇番線のホームから、〇時に〇〇という電車が見える」「ネットで調べると〇〇の方法が乗り換えとしてでてくるが、実は△△の方が速い。」などと教えてくれる中学生に出会いました。ベルマークに関心があり、日本中の製品のどこに何点のベルマークがついているのかを調べている小学生もいました。親御さんからは、「その好奇心が学業に向いてほしい。」との言葉がありますが、外から与えられた課題ではなく、自分の好奇心に基づいたテーマだからこそ、これだけの力を出して、調べ、研究することができるのだと思います。
私自身は子どもの怒り(癇癪)についての相談が多いことから、ブレインジムとアンガ―マネジメントの勉強を進めています。初めて1年半くらいになりますが、いろいろなことが分かってきました。それまでの実践から得ていた知恵と、新たに補強された知識とスキルがちょうど(ストレングスカードの)表と裏のような関係となり、私の中に根付いてきているのを感じます。個別のカウンセリング・コンサルテーションなど臨床の現場として、またストレングスアプローチ研修会などの学習会の機会に、皆さんにフィードバックしていきたいと思います。お楽しみに!